LIFESTYLE

2021.6.14

MY SPACE vol.5
雄大な自然と、敬愛するクリエイターの作品とともに柿本ケンサク ( 映像作家・写真家)

家のお気に入りスポットを自撮り写真とともに紹介いただくコーナー。今回は、vol.2でご登場いただいたSumallyの山本憲資さんからのご紹介で、映像作家・写真家の柿本ケンサクさん。都内マンション、部屋にもベランダにも様々な緑が溢れる空間。柿本さんの類い稀かつマルチな才能を育む部屋には、いったい何が置いてあるのだろう。

Text by ERI KOIZUMI

写真家、操上和美さんが撮影したロバート・フランクのポートレイト。操上さんご自身からロバートとの交流、旅の話しをお伺いしたことがあり、二人の友情、その旅の静かで、和やかで、それでいてクリエイティビティに溢れた空気感を自分の人生にも取り込みたくて、家に飾りたいと思いました。ずっと操上さんの作品を欲しいと思っていたので凄く良いタイミングでした。

ダイニングテーブルは「alcarol (アルカロール)」。世界遺産ドロミテ山の低層で眠っていた苔をまとった木材を使用したダイニングテーブルです。森の木は計画的に伐採されて木材になりますが、その中で製材には適さずに放置され積み重なった木材に新たな生命である苔が生える。その新しい生命を産み出した水に近い素材“樹脂”でプロダクトとして形成することにより、森の中で眠っていた素材本来の姿を美しいままの状態でキープしています。大自然の雄大な時の流れを、まるで生きたまま閉じ込めたようなテーブルが、自分にとっての写真に時間を閉じ込める作業に近いな、と共感を得て購入しました。

「c:hord hayama」で購入したオーバーダイのラグは、ビンテージのペルシャラグに天然染料による後染め加工を施して、伝統的な手織りの良さを残しながら、新しい姿に再生させたものです。

椅子が好きで、1脚ずつ異なるデザイン、デザイナーのものを使っています。写真に写っているのはジャン・プルーヴェのスタンダードチェア、ピエール・ガーリッシュのチューリッフプチェア、コルビジェのLC14 スツールです。コルビジェのスツールは撮影業界でいう箱ウマ(被写体を置いたり、踏み台に使ったりと様々な使い道)の形をしていて、僕の職業柄、そこもポイントです。部屋に植物を沢山置いているので、椅子も木を使ったモデルを好んで集めています。

ガラスのキャビネットはお気に入りアイテムを置いています。カメラやアート、写真集や本、腕時計なども本棚とは別に厳選したスタメンを入れています。はみ出してきていますけどね。

柿本ケンサク
映像作家・写真家

映像作家、写真家として映画、TV-CM、MUSIC VIDEO 等を中心に活動。ディレクター&D.O.PとしてTV-CMやMUSIC VIDEOの分野で精力的に作品を制作し続け、数々のFilm Festival、 International Advertising FestivalでAWARDを受賞。 日本のみならず欧米、アジアへと活動範囲を広げる。 大手企業の広告を手がける他、ミュージックビデオや映画制作にも携わるマルチな才能の持ち主。

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