LIFESTYLE

2021.7.12

MY SPACE vol.9
made in USAの古き良き時代感。映画・音楽カルチャーの基地スペース。高橋龍(anytee オーナー)

家のお気に入りのスポットを自撮り写真とともに紹介いただくコーナー。今回は、ヴィンテージTシャツ専門店「anytee」オーナーの高橋龍さん。「どの物件に住むか?というハード面ではなく、どのエリアに住み、地域とのつながりをどれだけ作りながら楽しめるか?というソフト面を暮らしにおいては重視している」という高橋さん。映画、音楽などカルチャーの香りが漂う80~90年代のアメリカ製を中心としたコレクションを扱う高橋さんだからこそ、の視点がお気に入りスペースにも表現されています。

 

Text by ERI KOIZUMI

 

中学2年生の頃から四半世紀にわたりユニークなデザインの古着Tを買い集めてきました。写真集や映画を見る感覚で集まったお気に入りの一軍たちは、寝室のラックに並んでいます。毎日何を着ようかとTシャツを選ぶのが楽しいひとときです。

80-90年代の広告が潤沢に入った豊かな時代の雑誌をパラパラとめぐる時間が一番の贅沢。取材にたっぷりと時間がかけられた記事、今や大御所となっているフォトグラファーの写真。当時の雑誌からはインスピレーションを得るものが多いです。椅子は直しながら長年使っているフィンランドのイルマリタピオヴァラのピルッカチェア。

1920年代に建てられた教会が隣接しています。窓を開けると美しいステンドガラスが眼に入り、土日は歴史あるパイプオルガンをベースに賛美歌が聞こえてきます。私がこの物件を決めた理由の一つです。

高橋龍
anytee オーナー

映画、音楽などカルチャーの香りただよう80~90年代のアメリカ製を中心としたヴィンテージTEEシャツの専門店をプロデュース。snsを基軸にしながら、ユニークなポップアップを不定期で展開。クリエーター”好都(yoshito)”やナイトマーケット”NEO東京夜市”など、インディペンデントなプロたちのプロデュースも手がけつつ、メディア企業での新規事業開発の経験を生かして、スタートアップや大企業の事業開発の支援も行う、A面とB面の二つの顔を持つプランナー。

TAGS

SHARE

RECOMMEND

RANKING