FEATURE
2021.9.1
OUTSTANDING WEBがお届けする、レコメンドアイテム特集『The Best Choises of OUTSTANDING』。
ギラギラと照りつける日差しを少しずつ落ち着いてきた今日この頃、それでもやはり気になるのが「キャップ」であり「ハット」であることは間違いない。今回は、スタイルに華を添えてくれる便利なアイテムたちにフォーカスし、OUTSTANDING読者のみなさまにぴったりな、アウトドア的要素を宿すものをピックアップした。ぜひとも楽しんでいただきたい。
いくつになっても、ベースボールキャップが気になる。「年齢は記号でしかない」という言葉の通り、ファッションに年齢の概念を持ち込むのは少しばかり無粋な気が、というのは言い訳だけれど。やっぱりどうしても、キャップといえば、ベースボールキャップなのだ。
たとえばニューエラ。機能素材『PERTEX®︎』を採用したニューヨーク・ヤンキースシグネチャーモデルは、どこか大人らしくもあり、ハリのあるテクスチャーがアウトドア通をうならせる。また続いておなじくニューエラより、『GORE-TEX®︎』を使用したキャップ。タイガーストライプをドットで表現したこちらは、アウトドア的スタイルからカジュアルな装いまで、幅広く活躍してくれそうなデザイン。
ベージュカラーのキャップは、KIJIMA TAKAYUKIとEDIFICEによる共作のアイテム。クールさとおしとやかさを兼ね備えたデザインの一品である。隣に並んだ、VEILANCEによるシックなブラックのキャップは、きっとジャケットスタイルに合わせるのが良さそう。あえてクラシックなダブルブレストのジャケットや、ハリントンジャケットのようなクラシカルなアイテムを合わせることで、「ポジティブなズレ」を楽しんでみたいところ。
いわゆる「正統派」があれば、「変わり種」があっても良い。そんなことを思わせられるようなキャップたちが揃った。左より順に見ていこう。まずは「前から見るとキャップ、後ろから見るとハット」といったデザインの、COMESANDGOESによる “cap hat cap”。もはや、出だしから100点だとしか言いようがない。
次に並ぶのは、アフリカ系アメリカ人デザイナーによるDenim TEARSとChampionのコラボレーションライン『Champion TEARS』より、鮮やかなグリーンが目に楽しいキャップ。サイドに施された両ブランドの刺繍がワンポイントアクセントとして抜群だ。
さらに隣の二種は、下北沢のヴィンテージショップ『SOWHAT VINTAGE』がセレクトした珠玉のアイテムたち。ジョーダンのキャップはデッドストックなのだとか。チェック柄が目を引くキャップには、レザーのコードやベルトがあしらわれ、キュートなワンポイントに。とにかくどれも、「被ってみたい!」と思ってしまう変わり種アイテムである。
「キャップといえばベースボールキャップだ」とは書いたものの、やはりアウトドア愛好者としては、高機能なヘッドギアにも心を奪われてしまうのが性、といったところだろう。つくづくファッションは自由だと信じるものである。
独特なしわ感のある耐久性撥水リップストップ生地を使用した、and wanderによるグレーのキャップ。つばが若干長めに設定された仕様は、照りつける日差しにもしっかりと対応してくれそうだ。比べてつばが短めの右のキャップは、Goldwinによるアイテム。ナイロンを100%使用し、生地にはGORE-TEX®︎をあしらった。突然の雨にも負けない高機能アイテムである。
潔さを感じさせるフロントロゴが印象的なオリーブのキャップは、GREGORYと’47による共作アイテム。ソフトかつストレッチ性の高い素材『SOLOTEX』を使用し、パッキングの際などにも型崩れしない作りに仕上げている。これならアウトドアユースにも至極便利そうだ。
右のコード付きキャップは、DAIWA PIER39によるもの。防風性と透湿性に優れた、OUTSTANDING読者にはお馴染みの『GORE-TEX INFINIUM™️』を使用している。高い機能性を備えた逸品である。
バケットハットに心惹かれるのは、なぜなのだろうか。ころんとした丸みのあるシルエット、真横から見た際の収まりの良さ、どこを取っても「便利なアイテム」と形容せざるを得ない、大きな魅力を持つアイテムだ。ここではそんなバケットハットを5種ご紹介。
100ドル紙幣が全面に配されたデザインが目を引くアイテムは、ニューエラによるもの。ここまでチアフルな意匠は、きっと若干ルードな雰囲気で合わせてみるのが良さそうだ。
中央のレザーバケットハットは、下北沢の『SOWHAT VINTAGE』によるチョイス。ミニマルデザインの真っ直ぐさは、思わず見惚れてしまうほどである。右のand wanderによるバケットハットには、ナイロンより摩擦に強くコットンよりも通気性に優れた生地を使用しているとのこと。「ロクヨンクロス」の絶大なる安心感、これはヘビーユース必至かと。
左は、アウトドアブランド・AIGLEによるバケットハット。アウトドア感のあるアイテムながらも、どこか静謐さを感じさせるような深いネイビーが特徴である。あえてボタンダウンのシャツに合わせて、軽快なテイストの違いを楽しんでみるのが良いだろう。右のニット素材を用いたバケットハットは、ベースボールキャップにも登場した新生ブランド・Champion TEARSによるものだ。鮮やかなレッドは、スタイルに特段際立つワンポイントを添えてくれるはず。
「アウトドア」と聞いて、OUTSTANDING読者のみなさまは何を思い浮かべるだろうか? 暑い日差し、突然の雨に強い風などなど………。そのすべてに、きっと「ハット」が寄り添うのではないだろうか、と思うのだ(若干横暴な意見だろうか)。
左より、ARC’TERYXのSINSOLA HAT、DAIWA PIER39のGORE-TEX INFINIUM™️ TECH JUNGLE HAT、L.L.BeanのTrail Model Rain Hat。顔に差し込む日差しはブリムが避けてくれるだろうし、突然降り出す雨のためにバッグへ忍ばせておくのも良い。それに、強い風が吹いた際にも、顔に沿うようにして取り付けられたコードが助けてくれる。ほら、やっぱり僕らがアウトドア環境に必要なのは、ハットだったのだ。
オイルドクロスを使用した、F/CE.®︎のOILED CLOTH ADVENTURE HAT、ブリムを折り返しコンパクトにまとめることができる、HELLY HANSENのFIELDER HAT、ブランド独自の高機能素材『PROLIGHT』を使い軽量かつストレッチ性のある一品に仕上げたという、New Era®︎のPROLIGHT Adventure Light。
三者三様の特徴が見られるが、そこに共通しているのは “ADVENTURE” や “FIELDER” といった言葉たち。まさしくアウトドアにぴったりなハットとなっている。
【各お問い合わせ先】
alpha PR
03-5413-3546
東京都渋谷区神宮前2-6-7 神宮前ファッションビル 4F
and wander
03-5787-3460
東京都世田谷区代沢4-28-8
https://www.andwander.com
COMESANSGOES
http://comes-and-goes.com
Diptrics
www.diptrics.com
ÉDIFICE SHINJUKU
03-5366-5481
東京都新宿区新宿3-31−91 1F
GLOBERIDE.,Inc./グローブライド
東京都東久留米市前沢3-14-16
https://daiwapier39.jp/
Goldwin Marunouchi
03-6268-0037
東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 二重橋スクエア1階
L.L.Beanカスタマーサービスセンター
0422-79-9131
東京都武蔵野市吉祥寺南町 1-16-3
http://llbean.co.jp
New Era®︎
https://www.neweracap.jp
sowhat vintage
東京都世田谷区代沢2-29-12
https://www.instagram.com/sowhatvintage_shimokitazawa/
https://www.instagram.com/sowhat_flowervase/
アークテリクス コールセンター
03-6631-0833
東京都新宿区新宿6-27-30新宿イーストサイドスクエア 6F
https://arcteryx.jp
グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル5F
http://jp.gregorypacks.com/home
F/CE. Flagship Store Tokyo
03-6452-5867
渋谷区猿楽町4-5 1F
http://fce.tools/
NEWS
2022.3.25
ニューヨークを代表するグラフィックアーティスト、FUTURAとのコラボレーションブーツを発表したDr. Martens。 発売前日の2月25日には、表参道・Dr. Martens SHOWROOM TYOにて、その誕生を祝うパーティーが開かれた。そこに訪れたファッション関係者をキャッチ!
パーティーでは、ラッパーのアナーキーのスペシャルライブパフォーマンスも実施。
SHOKIさん/美容師
【Instagram】
@shokisuzuki
【コメント】
昔から大好きなFUTURAとのコラボレーションは激アツ! 絶対にGETしたいです。
江川“YOPPI”芳文さん/Hombre Niño ディレクター
【Instagram】
@yoshifumiegawa
【コメント】
1460 FUTURA EMB 8 ホール ブーツの刺繍が良いと思います。
DAIDAIさん/PALEDUSKギター(左) AITOさん/PALEDUSKボーカル(右)
【Instagram】
@ daidai_paledusk
@kaito_paledusk
【コメント】
Dr.Martens SHOWROOM TYOの音が良いし、ケータリングの食事も美味しくて、最高のイベントです。(DAIDAIさん)
ファッションや音楽、アートなどのカルチャーを通じて、人がリンクする空間が楽しいです。(KAITOさん)
Kazaneさん/フリースタイルフットボーラー(左) Kengoさん/フリースタイルバスケットボーラー(右)
【Instagram】
@kazaneflowerboy
@ken5_fsbb
【コメント】
Dr.Martensが大好きです。今回のFUTURA LABORATORIESも、期待を裏切らないコラボレーションでした。(Kazaneさん)
Dr.Martens SHOWROOM TYOでは、コラボレーションのアーカイブが見られるのがいいですね。(Kengoさん)
Mikitoさん/古着屋スタッフ(左)
多田晴哉さん/モデル(右)
【Instagram】
@mikito.m_777
@ilac_acael
【コメント】
Dr.Martens SHOWROOM TYOに来ると、Dr.Martensが欲しくなります。音も良くて、カッコいいショップです。(Mikitoさん)
さまざまなブランドとコラボレーションしたモデルを見れたのがよかったです。全部見え方が違っていて、カッコいい。(多田晴哉さん)
SIVAさん/MUZEディレクター・デザイナー
【Instagram】
@siva0516
【コメント】
昔からFUTURAが好きなので、嬉しいコラボレーションです。あのフォントを刺繍で表現しているのがいいですね
小木“Poggy”基史さん
【Instagram】
@poggytheman
【コメント】
Dr.Martens SHOWROOM TYOは、ショップでありながらカルチャーを発信する貴重な場所でもあると思います。M&M Custom Performanceが手掛けた内装がカッコいいです
NEWS
2022.2.7
藤原ヒロシと高木完による伝説のユニット「TINY PANX」。 80年代、ヒップホップの黎明期に誕生したこのユニットに当webの編集長を務めるデッツ松田を加えた3人が書籍のクラウドファンディングを開始した。1977-1990年の東京クラブシーンやファッションシーンを3人の鼎談によって回顧する1冊は、ファン垂涎の的となりそうだ。 書籍は、このクラウドファンディングのみの特製ダイヤリーカバー。 リターンアイテムも、フラグメントデザインが手掛けたTシャツやフーディー、さらには「LAST ORGY」(ファーストテイク)の7インチアナログ盤と豪華かつこのクラファンでしか手に入らないモノが用意されている。 このクラウドファンディングは、2022年2月7日から4月8日まで。詳細は、motion galleryのクラウドファンページで確認すべし! 【URL】 https://motion-gallery.net/projects/TINYPANX1
FEATURE
2022.2.15
「今」の生き方を表現するシンボリックな存在にフォーカスし、その人のワードローブを公開する特集【THE SETTERS】。普段は見ることができないプライベートに迫り、クリエイティブに富んだ世界観や独自の視点からセレクトされたファッションアイテムをメンテナンス方法を交えて紹介する。Vol.2はブランド運営、ライター、スタイリスト、ポッドキャスター等の様々な顔を持つTHE SETTERS、庄村聡泰氏のクローゼットをフィーチャーする。 ITEM1 “SNACK NGL” TUGI FLEECE ZIP BZ 初見で記憶に刻まれる強烈なインパクトを残すフリースブルゾンは、庄村さんが仲間たちと展開しているライフスタイル提案型ファッションスナック“SNACK NGL”のもの。このフリースはブランド第一号の記念すべきモデルだ。様々なブランドのフリースを継ぎ接ぎにして作られるこのモデルの名前は『TUGI』。SNACK NGLのシグネチャー的存在だ。「ファッションって本来なんでもOKのはずなのに、それがいざ仕事になると色んな力が働いて自由度が極端に狭まってしまう。SNACK NGLの仲間の前職も例に漏れずそうだったので、だからこの際、自分たちがやるなら一回好き勝手にやってみよう!を形にした結果のアイテムです。単純にカッコよく着たいですよね、洋服は」。継ぎ接ぎで作られているアイテムなので同じものは1つとして無い。既製品に飽きている人に俄然オススメのフリースだ。 ITEM2 “Lewis Leathers” Leather Blouson 取材当日の庄村さんはLewis Leathersを着て登場してくれた。この眩いイエローのレザーブルゾンを着こなせる人はそういないだろう。コンディションがかなり良く、スタイルにかなり馴染んでいたのでオーダーかと思いきや、古着で買ったものとのこと。特に思い入れが深い洋服で「庄村聡泰の一張羅を見せてください、と言われたらこのLewis Leathersを出します。サニーイエロー、この色が僕の一番好きな色なんです。特にLewis Leathersのサニーイエローが一番好きで、自分が単独で雑誌の表紙を飾る機会があったときにしらみつぶしに探して買ったものなんです。サニーイエロー好きが高じて自分のドラムセットを全部この色に塗ってもらいました」。この色が好きになった理由を聞くと中学時代にルーツがあった。その話が気になる方はSNACK NGLのポップアップで直接本人に聞いてみるのもいいだろう。 ITEM3 “SNACK NGL” Reversible Leather Jacket このレザージャケットは庄村さんが主な監修をして形になったSNACK NGLのもの(SNACK NGLの形態は後述するインタビューをご覧ください)。前述したLewis Leathersは合計で10着以上持っているほど、レザーに精通している庄村さんならではのディテールが散りばめられている。「スムースレザーとスエードのコンビなんですが、敢えてスムースの裏にスエードがくるように生地を作ってもらいました。ディアスキンのようなしなやかな着心地はクセになります。リバーシブルなんですが、移染するかもしれませんね。けど、コレでいいと思います。それはそれで味になるし、最初に予め説明すればいいだけの話ですから。大手じゃ絶対真似できないですよね(笑)」。庄村さんのファッション感は思春期に自由に洋服を楽しんでいた遊び心、ファッションの醍醐味を思い出させてくれる。 ITEM4 “SNACK NGL” Military Liner Vest ミリタリーのライナーベストをSNACK NGLの『TUGI』に昇華させたアイテム。もちろんインナーとしても使えるが、庄村さんは一張羅のLewis Leathersの上に羽織ったスタイリングを提案してくれた。「身幅と袖周りを結構広く取っているのでコーディネートで遊べるベストなんです。今はLewis Leathersの上に着ていますが、チェスターコートやテック系アウターの上に着ても面白いですよ。冬のコーディネートはアウターの色の単色になりがちなのでアクセントにいいんじゃないですかね。僕のイチオシはTHE NORTH FACEのバルトロです!バルトロの上に重ねている人なんて見たことないじゃ無いですか?もしバルトロ持っていたら試してもらいたいですね」 ITEM5 “GUCCI” Clutch Bag 柄、ブランドともに持つものを選ぶクラッチバッグだが庄村さんには抜群にフィット。特別な思い入れがあるこのバッグは「Alexandosのメンバー全員がお金を出し合って買ってくれた誕生日プレゼントです。かなり難しい柄なんですがメンバーが、サトヤスならきっと似合うだろ、って選んでくれました。その気持ちはすごい嬉しいですね。かなり使い込みましたよ。ここまで使い込んだら傷だなんだ、ってあまり気にしないですけど、最初に傷が入ったときはめちゃくちゃ気にしましたね(笑)。普段は財布、スマホ、タバコ、AirPodsを入れています」。Lewis Leathers 、GUCCIのバッグともにノーメンテナンスなのに状態が良い。ファッションアイテムの寿命を伸ばすのはメンテナンスも方法のひとつだが、普段の扱い方が最も大切な方法なのかもしれない。 ITEM6 CHROME HEART favorite accessories ウォレットチェーン、リング、ネックレス、ベルトはCHROME HEARTSのもの。取材当日は片手に集中していたが、両手全て埋まるほどのシルバーアクセを持っている。「シルバーアクセが好きになった理由の一番はヴィジュアル系バンドですね。今も変わってないのですが、中学生の頃からヴィジュアル系バンドが大好きで。今じゃほとんど見なくなりましたけど、昔ってアクセサリー雑誌って色々あったじゃないですか?ああいうのを読み込んでいくとヴィジュアル系バンドの人が出ていて、その人たちがジャラジャラ付けているわけですよ。未だにそれに倣って僕もジャラジャラ付けています」。 INTERVIEW ―自己紹介と、庄村さんが仲間と運営しているSNACK NGLのことについて聞かせてください 「元々Alexandrosのドラムを担当していました。局所性ジストニア、僕の場合はドラムだけが叩けなくなるという病気を患ってしまい、それを理由にバンドを勇退しました。それまで忙しくしていたので、勇退後はありとあらゆる友人が飲みに連れて行ってくれて…。その中の一人が今やっているプロジェクト、SNACK NGLのメンバーの有本くん(ファッションスタイリスト)でした。元々の友人なので洋服の話は昔からよくしていたんですけど、彼とは洋服の辿ってきた道筋が全然違ったんです。僕はマルイからスタートしてエディ・スリマン台頭の時代をスキニーなスタイリングで謳歌し、30代に入ってストリート、っていう流れなんですけど彼は裏原から入っているのでまるで違う。けど同じ感じで話ができるわけですよ。それって面白いね、ってなって仲間に呼んでくれたのはSNACK NGLの始まりですね」 ―そのSNACK NGLですが、どういうブランドなのでしょうか? 「自分たちが40歳に差し掛かった時に、幸い手に職が1つでは無い仲間たちが集まって、その中の1つくらい趣味に全振りしてみようよ!ってずっと好きだった洋服をスーパー不真面目に定義してみよう、このご時世マジメぶったら終わりだよね、って感じでスタートしたブランドです。物づくりに関してはもちろん、真面目にやっていますよ(笑)。チームは4人でやっていますが、デザイナーは明確じゃないです。お酒の場でみんなでイメージを話して、できる人がそれを請け負うって感じですね。コンセプトを固めていないので、それはダメあればダメっていうのは基本的にはありません。全国津々浦々のスナックを間借りしながら期間限定でお店をオープンし、洋服を売っています」 ―たくさん洋服をお持ちだと思いますが、どれくらいの量の洋服を持っていますか?そして処分はどのようにしていますか? 「1,2,3…いーっぱい!(笑)。居住空間より広いスペースを衣装部屋にしているくらいです。スタイリングの仕事はほぼ自分の洋服で賄っていけるほど、洋服はたくさん持っていますね。こうなるとさすがに処分しないわけにはいかないので古着屋さんや友人に売ったりはしています。世の中的には断捨離、ミニマリストが持て囃されていますが、物持ちの自分からすると将来的にボケ無いのは物持ちだぞ、って言いたいです(笑)。毎日何を着ていくか、何を使うか考えますからね。ミニマリストには憧れはありますが、こういう考えもあっていいんじゃ無いかとも思います」 ―ファッションの情報はどこで手に入れているか? 「今は情報が氾濫しすぎちゃってるので熱心には追っていません。今までの溜め込んだ知識を発展させたりしています。SNACK NGLの他のメンバーから得られる情報の方が今は楽しいですね。SNSよりも自分に近くてリアルな情報が多いので交友関係からの情報が今は一番多いです」 ―最後に、洋服やファッションアイテムのメンテナンス方法を教えてください 「正直、こだわったメンテナンスはしていません。メゾンブランドのシャツなんかも自分のジャッジで普通に洗濯機で洗っています。メンテナンスをしようと思うとキリがなくなっちゃうと思うんです。シルバーアクセも同様。普通に使っていく中での経年変化で白茶けていく感じも嫌いじゃないんです。友人まわりではポリッシュしないと気が済まないっていう人もいますけど、この辺は本当に好みだと思います。シルバーアクセ好きの人は帰宅して全部外して、それをメンテナンスしている時が1日をリセットしている瞬間だ、という人もいるくらいですからね。けれど自分はその域まではまだ達していません。何かのきっかけでこだわり始めるかもしれませんけどね」 SHOOTING LOCATION : WARDROBE TREATMENT https://aobadai.wardrobetreatment.jp/ 究極のオーダーメイドクリーニングを実現するコンシェルジュストア。ワードローブトリートメントの旗艦店として目黒区青葉台に2018年4月にオープン。お客様がお持ちのアイテムへの愛着度を理解して、より最適な復元の提案ができるように洋服メンテナンスを熟知したコンシェルジュが直接お話を聞きながらカウンセリングを行うクリーニングストア。お客さまのお洋服1点1点のコンディションに合わせてオリジナルの洗浄工程を提案。日本随一を誇る特殊しみ抜き、それをささえる補色技術が好評を得ていることはもちろん60年以上の歴史を誇るプレスワーク、レザーアイテムのリペアなど各分野のスペシャリストが各工程を担当します。ワードローブトリートメントの洋服メンテナンスのこだわりを是非店頭で体現してください。
必然のコラボレーション。WISMとSOUND SHOP balansaのアイテムが発売
世田谷・奥沢より異彩を放つショップ VIVA STRANGE BOUTIQUE
ミリタリーを思わせる、コヨーテの色味。BEAMS × GREGORYの名作が復刻!
重見天日。完売必至。「RAINBOW DISCO CLUB」がリリースするオフィシャルグッズ
おしゃれしてサウナに行こう。WISM × SAUVENIRのカプセルコレクションがスタート
The one and only store. 群馬・桐生市 “パーヴェイヤーズ”
THE NORTH FACEが提案するスケートボードバッグコレクション"Wandereic"
MY SPACE vol.108.5メートルの吹き抜け空間と屋上庭園大八木翼(クリエイティブディレクター)
TINY PANX+1が、書籍化を目指してクラファンを開始!
テリー中尾のぶらり古着屋探訪記 【SUPER LOVE MARKET, _&Co., mu】