and wander

 

FEATURE

2021.9.1

The Best Choises of OUTSTANDING Vol.3:CAPS and HATS
OUTSTANDING WEBがお届けする、レコメンドアイテム特集『The Best Choises of OUTSTANDING』。 ギラギラと照りつける日差しを少しずつ落ち着いてきた今日この頃、それでもやはり気になるのが「キャップ」であり「ハット」であることは間違いない。今回は、スタイルに華を添えてくれる便利なアイテムたちにフォーカスし、OUTSTANDING読者のみなさまにぴったりな、アウトドア的要素を宿すものをピックアップした。ぜひとも楽しんでいただきたい。 Text by Nozomu Miura Photo by Yoshimi Seida Styling by Masateru Abe 1. BASEBALL CAP (左から)New Era®︎ PERTEX®︎ 59FIFTY®︎ ニューヨーク・ヤンキース ¥6,270 inTAX(New Era®︎) New Era®︎ GORE-TEX®︎ PACLITE®︎ Tigerstripe Camo Dots 9THIRTY™️ ¥5,500 inTAX(New Era®︎) KIJIMA TAKAYUKI × EDIFICE ナイロンタスランストレッチキャップ ¥13,200 inTAX (EDIFICE SHINJUKU) VEILANCE Stealth Cap ¥18,700 inTAX (アークテリクス コールセンター) いくつになっても、ベースボールキャップが気になる。「年齢は記号でしかない」という言葉の通り、ファッションに年齢の概念を持ち込むのは少しばかり無粋な気が、というのは言い訳だけれど。やっぱりどうしても、キャップといえば、ベースボールキャップなのだ。 たとえばニューエラ。機能素材『PERTEX®︎』を採用したニューヨーク・ヤンキースシグネチャーモデルは、どこか大人らしくもあり、ハリのあるテクスチャーがアウトドア通をうならせる。また続いておなじくニューエラより、『GORE-TEX®︎』を使用したキャップ。タイガーストライプをドットで表現したこちらは、アウトドア的スタイルからカジュアルな装いまで、幅広く活躍してくれそうなデザイン。 ベージュカラーのキャップは、KIJIMA TAKAYUKIとEDIFICEによる共作のアイテム。クールさとおしとやかさを兼ね備えたデザインの一品である。隣に並んだ、VEILANCEによるシックなブラックのキャップは、きっとジャケットスタイルに合わせるのが良さそう。あえてクラシックなダブルブレストのジャケットや、ハリントンジャケットのようなクラシカルなアイテムを合わせることで、「ポジティブなズレ」を楽しんでみたいところ。   (左から)COMESANDGOES cap hat cap ¥16,060 inTAX(alpha PR) Champion TEARS Baseball Cap ¥13,200 inTAX(Diptrics) JORDAN Cap DEADSTOCK (sowhat vintage) CHECK Cap  (sowhat vintage) いわゆる「正統派」があれば、「変わり種」があっても良い。そんなことを思わせられるようなキャップたちが揃った。左より順に見ていこう。まずは「前から見るとキャップ、後ろから見るとハット」といったデザインの、COMESANDGOESによる “cap hat cap”。もはや、出だしから100点だとしか言いようがない。 次に並ぶのは、アフリカ系アメリカ人デザイナーによるDenim TEARSとChampionのコラボレーションライン『Champion TEARS』より、鮮やかなグリーンが目に楽しいキャップ。サイドに施された両ブランドの刺繍がワンポイントアクセントとして抜群だ。 さらに隣の二種は、下北沢のヴィンテージショップ『SOWHAT VINTAGE』がセレクトした珠玉のアイテムたち。ジョーダンのキャップはデッドストックなのだとか。チェック柄が目を引くキャップには、レザーのコードやベルトがあしらわれ、キュートなワンポイントに。とにかくどれも、「被ってみたい!」と思ってしまう変わり種アイテムである。   2. FUNCTIONAL CAP (左から)and wander JQ tape cap ¥15,400 inTAX(アンドワンダー) Goldwin GORE-TEX®︎ Fly Air Cap ¥8,800 inTAX (alpha PR) 「キャップといえばベースボールキャップだ」とは書いたものの、やはりアウトドア愛好者としては、高機能なヘッドギアにも心を奪われてしまうのが性、といったところだろう。つくづくファッションは自由だと信じるものである。 独特なしわ感のある耐久性撥水リップストップ生地を使用した、and wanderによるグレーのキャップ。つばが若干長めに設定された仕様は、照りつける日差しにもしっかりと対応してくれそうだ。比べてつばが短めの右のキャップは、Goldwinによるアイテム。ナイロンを100%使用し、生地にはGORE-TEX®︎をあしらった。突然の雨にも負けない高機能アイテムである。   (左から)GREGORY × '47 CLEAN UP  ¥4,950 inTAX(グレゴリー/サムソナイト・ジャパン) DAIWA PIER39 GORE-TEX INFINIUM™️  TECH 6PANEL CAP ¥6,600 inTAX(muroffice) 潔さを感じさせるフロントロゴが印象的なオリーブのキャップは、GREGORYと'47による共作アイテム。ソフトかつストレッチ性の高い素材『SOLOTEX』を使用し、パッキングの際などにも型崩れしない作りに仕上げている。これならアウトドアユースにも至極便利そうだ。 右のコード付きキャップは、DAIWA PIER39によるもの。防風性と透湿性に優れた、OUTSTANDING読者にはお馴染みの『GORE-TEX INFINIUM™️』を使用している。高い機能性を備えた逸品である。   3. BUCKET HAT (左から)NEW ERA®︎ Dollars Bucket-01 ¥5,060 inTAX(New Era®︎) LEATHER BUCKET (sowhat vintage) and wander 60/40 cloth hat ¥12,100 inTAX(アンドワンダー) バケットハットに心惹かれるのは、なぜなのだろうか。ころんとした丸みのあるシルエット、真横から見た際の収まりの良さ、どこを取っても「便利なアイテム」と形容せざるを得ない、大きな魅力を持つアイテムだ。ここではそんなバケットハットを5種ご紹介。 100ドル紙幣が全面に配されたデザインが目を引くアイテムは、ニューエラによるもの。ここまでチアフルな意匠は、きっと若干ルードな雰囲気で合わせてみるのが良さそうだ。 中央のレザーバケットハットは、下北沢の『SOWHAT VINTAGE』によるチョイス。ミニマルデザインの真っ直ぐさは、思わず見惚れてしまうほどである。右のand wanderによるバケットハットには、ナイロンより摩擦に強くコットンよりも通気性に優れた生地を使用しているとのこと。「ロクヨンクロス」の絶大なる安心感、これはヘビーユース必至かと。   (左から)AIGLE NEW ACLAMIR GTX ¥8,690 inTAX (エーグルカスタマーサービス) Champion TEARS BUCKET CAP ¥14,300 inTAX (Diptrics) 左は、アウトドアブランド・AIGLEによるバケットハット。アウトドア感のあるアイテムながらも、どこか静謐さを感じさせるような深いネイビーが特徴である。あえてボタンダウンのシャツに合わせて、軽快なテイストの違いを楽しんでみるのが良いだろう。右のニット素材を用いたバケットハットは、ベースボールキャップにも登場した新生ブランド・Champion TEARSによるものだ。鮮やかなレッドは、スタイルに特段際立つワンポイントを添えてくれるはず。   4. FUNCTIONAL HAT (左から)ARC'TERYX SINSOLA HAT ¥6,600 inTAX(ARC’TERYX) DAIWA PIER39 GORE-TEX INFINIUM TECH JUNGLE HAT ¥6,600 inTAX(GLOBERIDE.,Inc.) L.L.Bean Trail Model Rain Hat ¥7,590 inTAX (L.L.Bean) 「アウトドア」と聞いて、OUTSTANDING読者のみなさまは何を思い浮かべるだろうか? 暑い日差し、突然の雨に強い風などなど………。そのすべてに、きっと「ハット」が寄り添うのではないだろうか、と思うのだ(若干横暴な意見だろうか)。 左より、ARC'TERYXのSINSOLA HAT、DAIWA PIER39のGORE-TEX INFINIUM™️ TECH JUNGLE HAT、L.L.BeanのTrail Model Rain Hat。顔に差し込む日差しはブリムが避けてくれるだろうし、突然降り出す雨のためにバッグへ忍ばせておくのも良い。それに、強い風が吹いた際にも、顔に沿うようにして取り付けられたコードが助けてくれる。ほら、やっぱり僕らがアウトドア環境に必要なのは、ハットだったのだ。 (左から)F/CE.®︎ OILED CLOTH ADVENTURE HAT ¥12,100 inTAX(F/CE.®︎) HELLY HANSEN FIELDER HAT ¥5,500 inTAX(ヘリーハンセン) NEW ERA®︎ PROLIGHT Adventure Light ¥5,280 inTAX (New Era®︎) オイルドクロスを使用した、F/CE.®︎のOILED CLOTH ADVENTURE HAT、ブリムを折り返しコンパクトにまとめることができる、HELLY HANSENのFIELDER HAT、ブランド独自の高機能素材『PROLIGHT』を使い軽量かつストレッチ性のある一品に仕上げたという、New Era®︎のPROLIGHT Adventure Light。 三者三様の特徴が見られるが、そこに共通しているのは “ADVENTURE” や “FIELDER” といった言葉たち。まさしくアウトドアにぴったりなハットとなっている。   【各お問い合わせ先】 alpha PR 03-5413-3546 東京都渋谷区神宮前2-6-7 神宮前ファッションビル 4F and wander 03-5787-3460 東京都世田谷区代沢4-28-8 https://www.andwander.com COMESANSGOES http://comes-and-goes.com Diptrics www.diptrics.com ÉDIFICE SHINJUKU 03-5366-5481 東京都新宿区新宿3-31−91 1F GLOBERIDE.,Inc./グローブライド 東京都東久留米市前沢3-14-16 https://daiwapier39.jp/ Goldwin Marunouchi 03-6268-0037 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 二重橋スクエア1階 L.L.Beanカスタマーサービスセンター 0422-79-9131 東京都武蔵野市吉祥寺南町 1-16-3 http://llbean.co.jp New Era®︎ https://www.neweracap.jp sowhat vintage 東京都世田谷区代沢2-29-12 https://www.instagram.com/sowhatvintage_shimokitazawa/ https://www.instagram.com/sowhat_flowervase/ アークテリクス コールセンター 03-6631-0833 東京都新宿区新宿6-27-30新宿イーストサイドスクエア 6F https://arcteryx.jp グレゴリー/サムソナイト・ジャパン 東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル5F http://jp.gregorypacks.com/home F/CE. Flagship Store Tokyo 03-6452-5867 渋谷区猿楽町4-5 1F http://fce.tools/  
 

FASHION

2021.5.15

The Best Choises of OUTSTANDING Vol.1:SANDALS
OUTSTANDING WEB編集部がお届けする、レコメンドアイテムたち。夏の姿がチラリと顔を見せてくる今日この頃、せめて足元と気持ちぐらいは軽く弾むようでありたいと願いつつ、サンダルの雄たちをチョイスした。OUTSTANDING WEB編集部が選ぶ「ザ・ベストチョイス」の面々、ぜひお楽しみあれ。これからの季節のお守り的一足が見つかることを祈って。 Text by Nozomu Miura Photo by Yoshimi Seida Styling by Masateru Abe   1. foot the coacher “CUT-OFF RING MOCCASIN” リングモカシンの踵部分をバッサリとカットオフした、無骨な印象のデザインが光る一足。レザーシューズ然とした男臭い見た目に反して、ソールにはしなやかかつ軽量な “l-45” の素材をあしらいグッと軽やかに。 あくまでモカシンの顔を崩さず、ソリッドで無骨なムードに仕上げられた一足。足元でキラリと輝くシルバーリングの意匠が、夏の装いを飾るワンポイントアクセントとしてばっちり存在感を放ってくれることだろう。 foot the coacher “CUT-OFF RING MOCCASIN” ¥49,500 【お問い合わせ】 alpha.co.ltd 03-5413-3546 2. THE NORTH FACE “Bass Camp Strap Slide” 「夏のサンダルの正解」と言っても、きっと過言にならないような。THE NORTH FACEの “Bass Camp Strap Slide” は、シンプルながらも品のあるデザインが目を引く一足だ。足の甲を覆うシンセティックのアッパーには小ぶりに主張するブランドロゴを。 気軽にキャンプへ出かけることは、現在少々難しそうだけれど、きたるアウトドア日和に向けて一足用意しておくのも悪くないだろう。デイリー・アウトドアの両方で活躍してくれそうなサンダル、これは間違いなく “主役級” だ。 THE NORTH FACE “Bass Camp Strap Slide” ¥8,580 https://www.goldwin.co.jp/tnf/ 【お問い合わせ】 ザ・ノース・フェイス オルター 03-6427-1180 3. DESCENTE “ENERZITE CALM SANDAL” クッション性のある厚いミッドソールがアーバンな印象を香らせるこちらのサンダルは、DESCENTEの “ENERZITE CALM SANDAL”。ハイテクなムードとシンプルなベルト仕様のデザインが、装いに良いアクセントを加えてくれるはず。 なんと言っても、ソールの重厚感がたまらない一足だ。同ブランドのランニングシューズ『エナザイト』をモチーフにつくられたというこちらのサンダルは、まさしくスニーカーのような取り入れ方で、とことんカジュアルに楽しみたいところ。 DESCENTE “ENERZITE CALM SANDAL” ¥11,000 https://store.descente.co.jp/top/CSfTop.jsp 【お問い合わせ】 DESCENTE BLANC DAIKANYAMA 03-6416-5989 4. DESCENTE ALLTERRAIN × SUICOKE “KISEE-DSV” ライナーソールを搭載し、二重構造を採用することで3WAYでの着用が楽しめるようデザインされたDESCENTE ALLTERRAIN × SUICOKEの傑作サンダル。シャークソールが醸すモードな趣に、どうしても酔いしれてしまう。 付属のライナーソールを取り外せば、ベルトタイプのサンダルとしても活躍してくれる。さらに、ライナーソール単品でも着用することが可能に。通気性にすぐれたウレタンを使用しているため、きっとこれは、日々のリモートワークを足元から支える強いおともになってくれるだろう。 ソールには、抗菌機能を備えたアンチバクテリアルビブラムソールを採用。デザインのみならず、機能面にも高い性能を誇る素材をあしらった。「神は二物を与えず」とはよく言うものの、やはりここはDESCENTE ALLTERRAINとSUICOKEの審美眼に頷かざるを得ない……。 DESCENTE ALLTERRAIN × SUICOKE “KISEE-DSV” ¥41,800 https://allterrain.descente.com 【お問い合わせ】 DESCENTE BLANC DAIKANYAMA 03-6416-5989 5. PG “Thered-B” 渋谷区富ヶ谷の気鋭スニーカーショップ『PLAYGROUND』がオリジナルで手がけるシューズブランド・PG。かゆいところに手が届く粋なアイテムセレクトで人気を集める同店より、“ダッドサンダル” を標榜するサンダルが登場。 アッパー部分に取り付けられたベルトには、PLAYGROUNDが得意とする「FIDLOCKシステム」を採用。磁石でカチッと着脱が可能で、ストレスのない着用感をもたらしてくれる。一見シンプルに見えるが、寄って見れば技巧がぎゅっと詰まっている。男心をくすぐる夢にあふれたサンダルだ。 PG “Thered-B” ¥13,200 https://www.playgroundstore.jp 【お問い合わせ】 alpha.co.ltd 03-5413-3546 6. MOONSTAR “ALLPE” “軽い・お手軽・軽快なデザイン” と、僕らがサンダルに求める「軽い」の三拍子が揃った一品が登場。MOONSTARの介護用シューズ『PASTEL 406』から着想を得たというこちらのサンダルは、なんと言っても、至極簡潔でクリーンなデザインが魅力だ。 ベルトの位置を自在に変えることができ、まさしく「ユニバーサルデザイン」をデイリーユースに落とし込もうとする同ブランドの意気込みがうかがえるような。デザイン名をアッパーに記載し、どこかミリタリー的な香りを漂わせている点も注目のポイント。ここまでのデザインを採用しながら、プライスは¥6,000円以下に抑えている点、「さすが」としか言いようの無い一品である。 MOONSTAR “ALLPE” ¥5,500 https://moonstar-manufacturing.jp/ 【お問い合わせ】 ムーンスター カスタマーセンター 0800-800-1792 7. SALOMON × and wander “SPEEDCROSS SANDAL” 洗練されたデザインが一際目を引くこちらのサンダルは、SALOMONの “SPEEDCROSS SANDAL”。トレイルランニングシューズをもとに作られ、群を抜いたトラクションと着用感を実現している。しっかりと地面を噛むように設計された剛健なソールが特徴の一足だ。 ヒール部分には反射素材をあしらい、夜間の着用でも安心のデザインに。and wanderらしいテック的な意匠も忘れない、細やかな美的センスが詰まった一足だ。モードに合わせるもよし、きわめてアウトドアなムードで合わせるもよし、どちらにせよ日々のスタイルに限りなく寄り添ってくれそうなサンダルだ。 SALOMON × and wander “SPEEDCROSS SANDAL” ¥16,500 https://www.andwander.com/items/footwear/574117842723.0010.html 【お問い合わせ】 and wander 03-5787-3460

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